わかりやすいベトナム戦争―超大国を揺るがせた15年戦争の全貌 (新しい眼で見た現代の戦争)
三野 正洋光人社

グループ:Book/ランキング:523514
価格:¥ 2,310
発売日:1999-12/只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ホントに分かりやすいです! 
(2006-10-15)
彼の「わかりやすい…」シリーズは良い。一つ一つの失敗について書かれてあり、こういうシンプルな失敗の積み重ねが大敗北に繋がることが良く分かる。しかしこれらの失敗を見ていくと「国民性」まで見えてくる。「戦争の仕方を見ればその民族性も分かる」と言う人がいるがそれは正鵠を射ている。日本の国民性は?その答えは戦争のやり方を見たらよく分かる。アフガニスタンの国民性は…戦い方の違いが民俗によってモノの見事に異なるのである。それは興味深い考察になる。それは今日相手と付き合う上でも役に立つはずだ。「戦争」と言う舞台では否が応にも物事の、そして人の「本質」が露になる。命懸けだからだ。命の遣り取りをしていると油断など出てくるはずも無い。ギリギリの世界だからこそ様々な教訓が得られる。日本人もあの戦争をシッカリ教訓としなければならないのだが…外国では他所の国の戦争もシッカリ研究して我がエネルギーとしているのに…日本の戦争の仕方も、日本人よりアメリカ人のほうがよく分かってるという事はどうした事か。これではいけないのだ。
それはさておきこの本を読めば、コツコツと丁寧に一つ一つ具に失敗例が挙げてある。これら一つ一つを改善していく事が勝利へと結び付く。それは何も戦争に限った事ではなく、普段の日常生活にも応用できるものなのだ。
狭い観点、浅い探求 
(2003-07-22)
ベトナム戦争を解説した書籍は多くあるが、現在本書を「入門編」として紹介
されていることが多いように見うけられる。しかしながら同じテーマを扱った
名著は他に多くあり古くは「歴史としてのベトナム戦争(古田元夫著)」や
ベトナム側の内情に重点を置いた「ヴェトナム戦争全史(小倉貞男著)」、
アメリカ側からの視点で戦争の意味を考えた「負けた戦争の記憶(生井英考著)」
などをお勧めする。
本書は「歴史書」「軍事史書」どちらからも中途半端で内容が薄い。
しかも三野正洋氏の著作には自己の推測を断定的に書かれている節がある事も
注意しなければならないと思う。