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ミラノ霧の風景―須賀敦子コレクション (白水Uブックス―エッセイの小径)
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レビュー
ミラノ霧の風景―須賀敦子コレクション (白水Uブックス―エッセイの小径)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 静かで遠いヨーロッパの記憶
【コメント】: 毎日新聞の2008年秋の読書週間の特集で、福岡伸一さんが良いと言っているのを読んで買ってみた。ほとんどの日本人にとって、ヨーロッパがはるか彼方のあこがれの地であった1950年代後半から1970年代くらいにかけての、著者のイタリアでの体験が静かに語られている。数メートル先が見えないほど濃い霧が出るミラノ、菩提樹の花の香りが部屋の中まで立ち込めるペル−ジャ、冬には海から突風が吹きつける詩人サバを生ん...
ミラノ霧の風景―須賀敦子コレクション (白水Uブックス―エッセイの小径)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 遠く過ぎ去りし、あの
【コメント】: 須賀さんのヨーロッパ全般(それこそ歴史も、またその経緯を含んだ文化)を紹介するというより、その場で生活してきた者として、その上20年近く以前の過去を振り返るというスタイルを貫き通す事で、温かみがあり、生活者の視点で描写された文章が素晴らしかったです。どこかハイカラなおばさんを連想させる文章です。と、同時に全てをあえて説明しない事から突き放した感じがまた、同性の方々には魅力的なのではないでしょうか...
ミラノ霧の風景―須賀敦子コレクション (白水Uブックス―エッセイの小径)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 美しき日々
【コメント】: 初めて須賀氏の著作を読んだのが本書「ミラノ霧の風景」でした。
まず氏の文章の美しさに惹かれ、過不足の無い描写に惹かれました。何より氏を軸に様々な人々とのふれあいが語られている事、それが既に失われてしまっている事を了解した上で私達は読み進んで行きます。青春の一こまを見事に切り取って過度にセンチメンタルにならずに見せてくれます。今でこそ留学・国際結婚などが珍しくなくなっていますが、私が生まれた昭...
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