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最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)
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レビュー
最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 親鸞の〈信〉を知り得る名著
【コメント】: 現代に「悪人正機説」がなぜ流行るのだろう、
という問いと、そもそも「悪人正機」とは何か、
という問いを持って、本書に向かいました。
親鸞が生き、活動した時代の貧困と混沌の在り様、
悪行を選ぶか死を選ぶか、という程
ひっ迫した状況にあった多くの民が、
愚僧と自称する親鸞の信心に出会うことによって救われた事実が
本書にはつぶさに記されていて、
私は得心...
最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: とても原理的な考察
【コメント】: 法然と親鸞の違いは、たぶん<知>(「御計」)を
どう処理するかの一点にかかっていた。
法然には盛遂できなかったが、親鸞には成遂できた思想が
<知>の放棄の仕方において、たしかにあったのである。
悪人こそが救われるべき存在であるという「悪人正機」。
「ただ念仏をとなえるだけでいい」。
吉本は、親鸞とその師である法然との
微妙な違い(知の放棄の仕方...
最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 非思想家・非生活者を生きる
【コメント】: 前半はわかりやすかったが、後半は難しかった。
きっと、吉本さんは「非僧・非俗」に生きる親鸞に仮託して、自分の思想家としてのあるべき姿を述べていると感じた。
それはきっと「非思想家・非生活者」ではないだろうか、と推測しているのだが、どうだろう。
大学教授といった思想家風にもならず、阪神タイガースを愛しながらも俗に落ちずに猫を愛する吉本さんの生活は、まさにそんな感じかと思ったのだが。
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