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西行 (新潮文庫)
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レビュー
西行 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 西行を読み解く
【コメント】: 1988年に出た単行本の文庫化。
『芸術新潮』に連載されたもの。
西行について、いろんな角度から切り込み、著者独自の見解を示してくれる。歌の解釈はどう、桜との関係は、世俗への執着はといった感じで自由に語られており、面白い。そのバッサリした物言いに、白洲正子ファンは狂喜するであろう。
ただ、どの本もそうなのだが、白洲さん独特のフィルターがかかっているのである。本書で見えるのも、...
西行 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 西行の人となりが、生き生きと立ち上がってくる
【コメント】: 平安時代の末に生きた西行(1118-1190)の人となりが、桜を詠んだ歌をはじめ、西行の歌を澄み切った眼差しと心で味わう著者の眼力によって、生き生きと立ち上がってくる一冊。
思い込んだらひた向きな、ほとんど命懸けとも言いたい憧れと熱情、憑かれた心をもって、桜の花の素晴らしさを歌に詠み続けた西行。謎めいているところにもまた関心を誘われる彼の生き方、その人物像に共感し、彼の歌から目をそらさずに活写...
西行 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: interview with saigyou
【コメント】: 白州正子が西行の足跡をたどって書いた西行論。
西行を「数奇者」としての視線から描いていて、出家人、宗教者としてはとらえていません。そもそもはじめから白州氏は「数奇者」でなければ、興味はわかず、本書の存在自体がなかったかもしれません。
かといって、「歌論」ばかりではなく、西行に歌をよませた当時の政治背景などにも、言及しておられ、総合的にすばらしく完成度のたかい西行論になっています。
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