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火車 (新潮文庫)
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レビュー
火車 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: いまだ宮部みゆきの断トツベスト
【コメント】: 「読めば分かる」というのは、正にこの本のためにある言葉。読み始めて止められなくなり、夜通しで読み終えた記憶が懐かしい。(ラストの邂逅シーンは、後に尾を引く怖さであった。見事なプロットとストーリー・テリングは、今後も日本ミステリー小説史に燦然と輝こう。)個人的には、いまだ宮部みゆき作品の断トツのベストである。
火車 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 現代の落とし穴
【コメント】: 本作は多重債務者救済の為の教科書的な作品である。そうあらんとして書かれた言わば告発本である。従ってバラバラ殺人という猟奇的な凶悪犯罪を犯した加害者に対しても暖かい視線が注がれ、誰一人として悪人が登場しない。本作で敢えて「悪」として描かれているのは金融システムであり、また不完全なシステムを野放しにしている金融当局であり、誤ったイメージを増幅させて多重債務による生活破綻者に冷たい視線を送る社会その...
火車 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: んーーーという感じかな?
【コメント】: 外枠から段々と犯人像を埋めてゆくは良いのだけれど、
まったく犯人の姿そのものを登場させないで最後まで行くので、
「犯行」と「犯人」が一致するには、これでも私には「まだ早すぎる」感じがした。
こういう進め方だと描きようもなかったかも知れないけれど、
もっと犯人の「内面」を「犯人の言葉」で知りたかった。
もう少し読者に同情させたり裏切らせたりしても良かったのではない...
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