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智恵子抄 (新潮文庫)
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レビュー
智恵子抄 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 互いにかけがえのない存在だったのでしょうね
【コメント】: 「レモン甘いか酸っぱいか」と軽い調子で言って笑い合っていた高校時代には、『智恵子抄』の奥深さなんて
まだまだわかりませんでした。
学校では教材としてしか習いませんし、夫婦の重みや愛しさを理解するには、それなりの歳月と経験が必要
だったと思います。
光太郎も智恵子も、互いに相手のことを愛し切ったのでしょう。
ただ、それを表現し切るだけの言葉を、光太郎が持っていたかどうかは...
智恵子抄 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 愛のかたみ
【コメント】: 自分が青臭い学生だった頃はこの本に酷く反発したものだ。
結局は死んでいった妻をネタにして詩集を出すなんてwと。
しかしそれから20年過ぎてこの詩集を読んでみると涙が出てくるのだ。
なぜだろう…。
たぶん、光太郎は誰かに智恵子を憶えていて欲しかったのだ。
子供もなく光太郎のみに生きていた智恵子には友人もいない―光太郎の為に
自ら切り捨てた―その智恵子が自分を...
智恵子抄 (新潮文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 生きている智恵子という個人への愛、智恵子という要素への愛
【コメント】: 高村光太郎の智恵子への思いがつらつらと書かれた、妙に長いラヴレターである。
凡人には耳を疑いたくなるような、穢れのない愛の言の葉の連続である。
光太郎は智恵子の生前は智恵子その人を愛していたが、
死後はどうも自分と世界とを結ぶ介在者を智恵子とみなすようになったらしい。
智恵子は光太郎の中で、人間と世界をつなぐ普遍的な要素になったらしい。
老いた光太郎は、智恵子という空気...
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