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悪の華 (集英社文庫)
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レビュー
悪の華 (集英社文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 真実を探し求める《魂の書》
【コメント】: 『悪の華』=《退廃的》。というイメージが強くて読みのがしていたのですが、実際に読んでみると、思ったよりもずっと《正統派》の詩集でした。汚れた世界の中で、失われた《美》と《真実》を探し求める魂の軌跡は、とても感動的です。一見、異端的なように見えて、実は正統派。そんな矛盾した存在感がとても魅力的な、素晴らしい詩集だと思います。
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【おすすめ度】:

【タイトル】: 肉感ゆたか・・・
【コメント】: ボードレールは耽美主義だとかいう前評判を聞いていましたが、
この詩集を通読してみて、思った以上に作品中での人間の肉の感触を意識させられました。
詩の多くが女性の肉体美関連のものです。時々プラトニックラブの詩もありますが、
全体としてボードレールが徹底して女体を描こうとしていると感じました。
精神的な愛に比べて卑下されやすい肉欲を、開き直ったようにがっちりと書いている点、
悪の華 (集英社文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 新感覚の「悪の華」
【コメント】: ボードレール「悪の華」は旧くは上田敏から、堀口大学、鈴木信太郎・・・数々あれど、現代の感覚に一番、しっくり来るのはこの安藤訳ではなかろうか、と私は思います。詰まらない現実から、どうやって抜け出すか?からだを痛めつけてまで詩作したボードレールのほとばしる言葉の数々に胸、打ち、痛みます。恐らく今後、こういった芸術家は、出て来ないでしょう。何遍も繰り返し読んで行きたい詩集です。
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