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マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)
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レビュー
マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 形而上学批判
【コメント】: この本はマルクス主義の本でもなければ、マルクスの考えを好意的に解釈しようという試論でもない。あくまでマルクスの「可能性」を検討したものであって、柄谷はマルクスのいまだ「思惟されていない」部分を読み取り、時にはマルクスと決別しさえする。
まず柄谷は『資本論』の価値形態論から入るが、古典派経済学の労働価値説との違いを強調する。マルクスの価値形態において、価値とは複数の商品の関係において表れて...
マルクスその可能性の中心 (講談社学術文庫)のレビュー・感想
【おすすめ度】:

【タイトル】: 「可能性の中心」に何を見るか
【コメント】: 「可能性の中心」とはヴァレリーから取った表現のようであるが、柄谷氏の現在の著書にも通じるものがあり、まさに出発点とも言えるのではないか。しかも柄谷氏の「読み」にはいつも何かマルクスという名前、その対象を超えてしまうような中心がある。同書に収められた漱石論も同じように、何かしら語るべきことが語られる対象を越えてしまうような一種の転換が、柄谷氏の著書には常につきまとっている。それを「可能性」として...
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