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2006年01月14日

旧暦 二〇〇五年十二月十五日 友引

英国人2人死傷 [ サイゴン日記'2006 ]

 10日午前1時半ごろチャンフンダオ通りで二輪とトラックの衝突事故があり、バイクを運転していた夫は即死、後部座席の妻も骨折と頭部挫傷で入院しました。夫婦ともイギリス人でカフェからフーミーフンという高級住宅街にある自宅へ向かう途中でのことでした。チャンフンダオ通りは片側2車線の大通りなんですけど、事故現場の交差点は同時刻に信号が作動していなかったようです。今ひとつ現場の詳細が分からないので、もともと信号がなかったのか、夜間の黄色点滅状態だったのか、あるいはいつものように電気が切られていたのかは分かりません。しかし、夜間には大型車の市内乗り入れ規制は解除され、中心部でも交通量がまばらになりますので、概して誰でも速度を上げて運転しがちです。目撃者の話によると、トラックが相当飛ばしていて急ブレーキが間に合わなかったとのことですけど、かなり見通しが効く上に、道路の広さからして逃げ場はいくらでもありそうなチャンフンダオ通りで優先道路側の急ブレーキが間に合わないというのはどうも腑に落ちないところがあります。個人的な推測ですが、イギリス人夫婦も目測を誤った挙句に迫り来るトラックにビビって猫のように道路内で立ち往生してしまったのではないかと思います。確かに前を当てたトラックに過失があるのは間違いありませんけど、ベトナムではどう判断が下されるのかは分かりません。以前死亡事故による民事による賠償金は一人当たり数千ドルと聞いたことがあります。そんなはした金でもまともに支払えるベトナム人は多くありませんので、ベトナム人に乗る車とは争いたくないものだと改めて思います。

 この事故の件は一般紙には掲載されなかったようですが、事件事故ばかりが載るゴシップ好きのベトナム人のためにあるような「公安新聞」に掲載されていました。被害者の名前はなくバイクのナンバーと住所以外には個人情報はありませんでしたが、実は新聞報道前に既にその事故を近所から伝え聞きました。そのイギリス人は以前近所に住んでいて、新居に引っ越す準備をしていたころ、私も新しい家を物色していて、その賃貸住宅を訪れたことがありました。死亡者と意識不明者の身元を探るため携帯していた手帳に書かれていた電話番号に連絡したところ、電話に出たのが我が家の目と鼻の先に住む元大家だったわけです。ベトナムではこの手の話はどのメディアも噂話の伝達力には適いません。数時間後には数十世帯あるいは数百世帯が知るところとなるのです。
 さらに、このイギリス人には裏話があって、その尾ひれが噂をさらに早く広めた原因かもしれません。妻が一時帰国中だったのか呼び寄せる前だったのか、イギリス人の夫が一人暮らしをしていた時期がありました。その独身生活中に娼婦を愛人として囲っていたのは有名な話なんですけど、その愛人だった娼婦というのがよく我が家の隣の家に出入りしている女性なのです。今は商売としてではなく、隣家のベトナム人姉妹と馬が合うようで、毎日友人として遊びに来ています。四六時中暇を持て余すベトナム人にとって訳ありのその女性は格好の暇つぶしネタです。イギリス人の元大家は娼婦が近所の家に出入りしていることも、事故死した男性とかつて愛人関係にあったことも当然把握していますので、事故を知るや否や元愛人である娼婦に事故を伝えに来たそうです。事故死を伝えるにも、2人の関係を分かった上でことだと思います。日本人ならどうするのか考えてみましたが、普通そんなことわざわざ言いに来るでしょうか。きっと、元大家は誰も知らない新聞にも掲載されていない最新ビッグニュースを誰にでもいいから話しまくりたかったに違いないのだろうと思います。
 重傷を負った妻は意識を取り戻した後に夫の安否を知らされ精神的なショックを受けているようです。大変お気の毒なことです。ご冥福をお祈りいたします。唯一の救いは、後ろに乗せていたのが娼婦や愛人ではなく妻だったということです。

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インテル工場建設を申請 [ ニュース'2006 ]

ロイター5日】半導体世界最大手の米インテルは、ベトナムで半導体およびコンピューター部品を生産するため、6億500万ドル規模の工場建設許可を申請している。ベトナム政府関係者が5日明らかにした。
 計画投資省のPhan Huu Thang外国投資局長は、申請をチェックしているところだと述べた。
 昨年6月にポール・オッテリーニ最高経営責任者(CEO)が訪越し、12月にはバレット会長が訪印し、ベトナムかインドに新工場を建設するとみられていました。ベトナムの一人勝ちなのかどうかはまだ分かりませんが、いずれにしても600億円規模の投資を呼び込めたのは良かったですね。これで2000人程度の雇用が創出されるのだそうです。
 インテルと聞くと、半導体工場の中を知らないものとしては、なんかベトナム人労働者も高度なことを求められる知的な工員に思えてきますが、よくよく考えればきっと誰にでも出来る単純労働なわけです。東芝で冷蔵庫作ってるとかサムソンでディスプレイ作ってるとか言うより、インテルで半導体作ってるといった方が一瞬いい仕事してるんじゃないかと勘違いしそうですけど、やってる仕事はおんなじです。

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ポストBRICs投信 [ ニュース'2006 ]

FujiSankei Business i.6日】経済成長で注目されるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の四カ国を対象とする投資信託が人気だが、その陰でポストBRICsを模索する動きが活発になってきた。ベトナムや南アフリカ、イスラエルが対象の投信が続々と登場、日本の株高で資金に余裕が生まれた個人投資家に、BRICsを上回る運用をアピールしている。
 BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の四カ国が次の投資対象国として注目を浴びていますが、さらにそれに続く国として、ベトナム、南アフリカ、イスラエルなどに期待が寄せられているようです。もうそこまで行ってるんっすか。ここ数年やっと中国株に手を出し始めて、年末から少し株価が持ち直してきて喜んでいたんですけど、もう中国株って時代遅れなんでしょうか。そんなことはないはず。もうしばらく中国株で頑張ります。
 ところで日系の証券会社でベトナム株を投資対象とした投信を始めたっていうニュースをいくつか見ましたが、時価総額もわずかで売買もほとんどないベトナム株に機関投資家が入ってきてやっていけるんでしょうか。

 中国に代わる生産拠点として日本企業の進出が相次ぐベトナム。キャピタル・パートナーズ証券(東京)が昨年十一月、現地の未上場企業の株式などで運用する投信を発売。これに続き、ユナイテッド・ワールド証券(同)も十二月二十二日から同様の投信を販売。上場企業は「政府主導で今後三年間に現在の四十社弱から七百七十社に増える見通し」(林和人社長)とされ、市場拡大に伴う値上がり益を狙う。
 南アは金など豊富な資源国で知られる。二〇一〇年のサッカー・ワールドカップ開催も成長期待を後押ししている。米投資銀行JPモルガンの運用会社がBRICsに南アを加えた五カ国を対象とする投信を開発し、新生銀行などが販売中。
 一方、藍澤証券(東京)は、通信や無線などの最先端技術が集積するイスラエルに着目。先端技術を持つ未上場企業の株で運用する投信を開発し、今春をめどに発売する計画だ。

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