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2005年04月04日

旧暦 二〇〇五年二月二十六日 先負

信号機ネタコラム [ ニュース'2005 ]


【NIKKEI NET:国際コラム】ベトナムの風物詩でもあるバイクの大洪水。無秩序に走るバイクは年々増え続け、交通渋滞は深刻になる一方。しかし、あまりの無秩序さを放置し続けていることに引け目を感じたのか、公安警察は一昨年から本格的に交差点への信号機の設置を始めた。しかし、ベトナムの交通事情は一向に改善する兆しはない。
(中略)信号機そのものにも問題点が多い。ベトナムの信号機の特徴は、「黄色」がないものが多いこと。つまり青だった信号が突然赤に変わり、同時に赤が青に変わる。日本などでは時間差を設けて、一度交差点を空にするが、ベトナムにその発想は無いようだ。もともと信号を守るという習慣が無いベトナムでは、これが交差店内の渋滞を助長する。
(中略)また、日本やフランスなどの中古品をそのまま設置しているケースがあり、規格が不統一されていないことも運転者を戸惑わせている。

 海外に行ったことがなかったころはこの手のコラムを鵜呑みにしてましたけど、実際に自分の目で見ると、全国紙でも捏造とまではいわないまでも嘘満載ですね。MSNのコラムとかもたまに見るんですけど、自分の結論にむりやり持ち込むところが強引です。
 このコラムはハノイのことなので私にも根拠はないですが、信号が「本格的に」設置され始めたのが一昨年ということはないでしょう。
 次に、ベトナムの信号の多くは黄色がないとか。ハノイはそうなんでしょうか。サイゴンでは普通はあります。黄色の時間がやたら短くて意味がないとは感じますが。それに、確かにいろんな形の信号機が混在してるのは事実ですけど、「運転者を戸惑わせている」なんて聞いたことありません。


【同上】正確な数字は公表されていないが、昨年1年間に公安警察は信号無視による罰金収入だけで日本円で1億円近くを稼いだといわれている。信号無視による罰金は2万ドン(日本円で140円程度)。のべ70万人以上が信号無視で罰金を支払った計算だ。
 予想以上に罰金収入が入ってきたことに気を良くしてか、公安警察はますます信号機の設置を増やすことを計画している。最近では罰金を払うことを恐れ、赤信号ではちゃんと止まっている車やバイクも少しずつ増えてきた。それでも公安警察が近くにいないとみるや、信号に構わず突っ込んでくるバイクは相変わらず。「信号機が無かった時の方がスムースに流れていたのに」とこぼすベトナム人は少なくない。

 信号無視の正規の罰金額が2万ドンだとは知りませんでした。ほんとに?しかし、1億円稼いだというのはすごいですね。正規の違反金が1億円だとすると、切符を切られてない袖の下はどのくらいになるのでしょうか。

 このコラムを読むと、信号ができてますます交通が悪くなったと読めますが、私はそんなことはないと思います。確かに不備を感じることはありますけど、交差点で相手との間合いを計っていたころに比べればかなり気が楽になりました。

 ちなみに、コラムに掲載されている信号機の写真は予備の信号機です。停止線脇や頭上の信号機が見えにくいところがあるので、正面に赤信号のみの信号機が補助として設置されているわけです。この写真だけ掲載していたりするところからも、真実を伝えるというより内容をおもしろおかしくしようという意図が伝わってきます。
 その信号の写真の説明文は、「ベトナムではある日突然,、信号が出現する」です。これってどういう意味ですか。

 個人的に書いてるのならいいと思いますけど、大新聞のコラムでこんなこと書いてていいんでしょうか。

NIKKEI NET:国際コラム

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