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2005年02月24日
地図の読めない日本人 [ サイゴン日記'2005 ]
日本の大学生の43.5%、高校生の45.9%は、イラクの位置が分からないことが22日、日本地理学会地理教育専門委員会(委員長・滝沢由美子帝京大教授)の初の調査で分かった。 米国についても大学生の3.1%、高校生の7.2%が誤答、「中国」や「コンゴ(旧ザイール)」の位置と間違えた例もあった。
高校で選択科目の地理を履修したかどうかで分けると、履修者はイラクの正答率が61.0%、履修しなかった人は52.0%と差が出た。学会は高校での地理学習拡充や、小中高を通じて地球儀や地図帳の活用推進を提言した。調査は昨年12月から今月にかけ、全国の国公私立25大学で約3800人、新潟県と千葉県の公私立高校9校で約1000人を対象に実施した。(共同通信)
このニュース実はベトナムの新聞で知りました。ググってみたらヒットしまくり。格好の暇ネタなんでしょう。ベトナムの新聞によると、日本の大学生が米国の位置を中国やアフリカの国と間違えたなんて指摘されてました。それもどうかしちゃってるのは事実ですけど、96.9%はちゃんと答えてるじゃないですか。
はっきり言ってベトナム人に言われたくないです。いくらひどくてもベトナム人よりはまだましでしょう。ベトナムの新聞記事がベトナム国民の無知を自嘲気味に捉えて地理教育の重要性を訴えているとも思えず、ただ単に面白おかしく書いてるだけのように感じます。だいたいコンゴをアメリカと間違えたというところをそのまま書けばいいのに「アフリカの国」と言い直しているところが、ベトナム人の教育レベルの低さを象徴しています。「コンゴ」と書いてしまっては、「どこそれ」となってしまってベトナムでは笑える記事にならないのでしょう。
しかしまぁ、地理教育がとか学会の方は言ってますけど、そういう問題でもないんじゃないでしょうか。教えたら覚えるというものでもないですし。
最近、戦争やオリンピックなどでメディアによく登場した10カ国を選んで、世界地図上に記した30の番号から選んでもらった。標準的な成績だったある大学で誤答例を調べたところ、203人の学生のうち正しい北朝鮮の位置を答えられたのは179人。実際には、韓国が位置する番号を書いた学生が13人、インドが3人おり、イランやタイ、中国の番号を書いた学生も各2人いた。また、昨年8月に夏季五輪が開催されたギリシャの誤答率は、大学生で23.5%、高校生で40.6%だった。
**********誤答率**********
大学生/高校生(単位%)
アメリカ 3.1/7.2
インド 3.2/8.0
ブラジル 7.2/12.9
北朝鮮 9.7/23.9
フランス 12.2/25.3
ギリシャ 23.5/40.6
ベトナム 26.4/42.1
ケニア 33.7/47.3
イラク 43.5/45.9
ウクライナ 45.2/67.0
えっ、選択式なの。って思いました。それでこれ。ケニアの正答率がイラクより上だったりするのは、選択肢にも問題があるんじゃないですか。
設問にベトナムが入ってましたね。ケニア、ウクライナはともかくイラクに勝ってますよ。ちょっと意外。ギリシャに負けてるのは悔しい(?)ですけど、まぁ順当な結果でしょう。
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交通ルール改訂 [ サイゴン日記'2005 ]
街中でこんなものを配っていました。駐停車に関するお触書です。

ちょっと前に中心部で歩道へのバイクの乗り上げ禁止などのルールができました。目的地が該当区域にあって、その近くに駐輪場がない場合はバイクでの移動が不便になった反面、観光客や徒歩の人には良い環境になりました。今回またそのルールが拡張、修正されました。赤いところは駐停車、駐輪場経営の禁止、黄色いところは駐輪場が禁止となります。ベトナムでは歩道に十分なスペースがあればそこで即席の青空駐車場が開かれますので、今回の改訂によりまた職を失う人が出ることになります。
土地の公示価格同様に、交差点を渡ると適用が変わったりする不公平感もありますけど、それはまぁどこかで手を打たなければならないので仕方ないですね。ただ、家の前にスペースがあったりする人はそれですぐに駐輪場が開けていたわけで、それができなくなるとかなり家計に打撃がありそうです。そこそこの広さがあれば人出が多い週末などは日に数百万ドンは稼いでいたでしょうから。

とにかく、ルールができたならみんなで守るようにちゃんと指導してもらいたいものです。以前最中心部にこの規則ができたときに、あるトラブルをめぐった記事が新聞に載っていました。中心部の歩道への乗り上げ、駐停車禁止となった区域に家がある、とあるベトナム人が家からバイクを出してきて家の前で連れが出てくるのを待っていたところ、違反を指摘されて罰金を要求されたそうです。これはどうなんでしょうか。ルールはルールですけど、適用範囲を間違ってないですか。我が家は路地の中なのでそんな心配はまったくないんですけど。
地図を見ると駐輪場を示す"P"の文字がやたらあります。こんなにあったかなぁ、と思い浮かべてみますがよく思い出せません。駐停車禁止の場所を増やす代わりに、駐輪場も増やす。街が整然となれば言うことはありません。
一つ疑問があるとすれば、公告の紙にある"二輪車"の文字。今回のお触れは二輪車にのみ適用されます。四輪車も同様でいいのではないかと思いますが、これには別の思惑もありそうです。今後どのようになるか慎重に見極めなければ結論を出せないものの、私はある疑念を抱いています。最近はにわか成金や権力者は当然のように自家用車を所有するほどベトナムは豊かになりました。ただ、サイゴンは狭い。ほんとに狭くて、中心部には車が入る駐車場なんて数えるほどしかありません。バイクがハエのように群がっていれば車を路肩に止めることもできません。つまり、今回の規則改訂には、自家用車所持者が快適に中心部を移動できるようにするという裏の目的があるのではないでしょうか。勘ぐりすぎかな。
バイクつながりでもう一つニュースを見ました。運転免許の試験がパソコンで行われるようになるそうです。これまでは日本と同じように教本の中からある程度の数の問題を暗記すれば出題される問題も限られていて、不合格となっても問題を丸暗記していけばそのうち受かる可能性が高かったわけです。それがパソコンになるということで、問題数も増えるでしょうし、出題がランダムになることが予想されます。これで既に試験に合格した他の人から答えを聞いておいて訳も分からず答えを書くという荒業ができなくなりました。ベトナム人の皆さんしっかり勉強してください。
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