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2004年11月02日

旧暦 二〇〇四年九月二十日 仏滅

市町村合併の話 [ サイゴン日記'2004 ]

 平成の大合併でますます小さな町がなくなってるとか。私の実家がある市は東京通勤圏内で人口は15万人ほどです。しかも歴史的に名の知れた町なので、何処かと合併したり編入されたりという心配がないために、当事者の方々の気持ちはよく分かりません。それに私は日本に対してもそれほどこだわりがあるわけでもなく、世界中どこでも好きなところに住めばいいという考えなので、正直言って合併、ましてや市の名前なんてどうでもいいことです。
 昨日も新しい自治体発足のラッシュだったみたいですね。一覧表を眺めてみると、結構有名な町が合併するのを初めて知ったりして、私自身関心が低いことを改めて感じます。

 ベトナムも、短い期間で行政区や自治体を再編成しています。直轄市をだんだん増やしたりもしています。ただ、ベトナムの自治体の再編統合はまだ始まったばかりだと思いますので、国が豊かになるに連れて、まだまだ国内の地図は塗り替えられていきそうです。よく聞くのはホーチミン市の拡張の話です。省ではなく直轄市なので、今のままでも大きくもなく小さくもなくといったところです。ただ、他の省と比べれば当然小さく、最近はホーチミン市を一歩出た郊外に工業団地が建設されて、誘致した外国企業によって近辺の省が潤っているという現状があることから、どうやらそれを奪い取ろうという計画らしいです。ホーチミン市の為政者は国の中でも高い地位にあるはずで、そんな力関係も影響しているのかもしれません。

今後の合併予定市町村[合併相談コーナー]

 余談ですが、ライブドアではなく楽天に決まったそうですね。トンビがさらっていったという印象です。初めにライブドアが騒いでいた時に、何も言ってなかったくせに嫌味な感じです。そんなことからライブドアを応援していました。といっても、本当はどうでもいいことだと思ってますので、すぐ忘れるでしょうが。ライブドアも十分宣伝できたし、名もあげたのでまぁ良かったのではないでしょうか。
 よく分からないのは楽天が儲かってるという話です。ネットショップのさきがけということは認めますが、なんとなく胡散臭い感じがして購入する気になりません。なんといってもデザインが貧素すぎます。売上からではなく、コンビニ業界のように新規出店料や毎月の維持費で稼いでいるのでしょうか。ネットショップで実際に儲かっているところなんてそうそうないと思うんですが。儲かるんなら私もアオザイショップでもしてみようかな。ヤフーで検索したら、ベトナムの雑貨などのネットショップが37件もヒットしました。商品の価格は…、いくら日本とベトナムの違いとはいっても、それはないだろうというような強気な価格です。仕入れ値は物によっては10分の1以下なんてこともあるんでしょうね。売れれば儲かりそうですけど。いくらベトナムに住んでいても、今はまだあんまり興味がないです。

Yahoo!ニュース - プロ野球界再編問題

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今年3度目のガソリン値上げ [ ニュース'2004 ]

 11月1日の午後7時以降、ガソリン価格が値上げされました。2月、6月に引き続き今年3度目のことです。問題は回数ではなく重要なのはその値上げ幅でしょう。今回は1リットル当たり500ドンの上げ幅となりました。バイクで最も使用されるA92(MOGAS92)という種別で7,000ドンから7,500ドン、A90(MOGAS90)が6,800ドンから7,300ドン、その他にA83が6,600ドンから7,100ドンとなり、それぞれ約7%の値上げということになります。
 前回6月19日の値上げ時にも、MOGAS92が6,000ドンから7,000ドン、MOGAS90が5,800ドンから6,800ドンへと思い切った値上げをしたばかりでした。原油価格の上昇に相当に影響を受けているようです。ベトナムは産油国なのですが、まだ十分にその利益を享受できてないみたいです。以前、ベトナムは原油を掘り出すことは出来ても精製する技術がないなんて話を聞いたことがあります。真偽の程は分かりません。でも本当にそんな間抜けなことがあるんでしょうか。もっと頑張って石油を掘り出して国内に流通させれば、こんなにも国際情勢に左右されることはなくなると思うんですけど。

 正確な時期は覚えていません。でも、数年前と比較してガソリン価格が倍以上になったのではないでしょうか。燃料価格の値上げで、家庭用のプロパンガスもちょくちょく値上げされていますし、その他の商品にも影響が出ています。もちろん給与水準も少しは上がってるんでしょうが、いわゆるサラリーマンではない農民や自営業者にとってはそれほど収入が増加しているわけでもないようで、物価上昇の影響をもろに被っているようです。日本でもありがちなように、この国にも便乗値上げがあります。無いわけがありません。商魂たくましいベトナム人がこんなチャンスをみすみす逃すわけがありません。外国人である私にとって本当の意味でのその「500ドン」の重みを知ることは出来ないのですが、ベトナム人の方々には本当にお気の毒です。 バイクの給油で1万ドンの指定買いをすると、これからは1.33リットルとなります。カブのタンクの半分も買えなくなってしまいました。

 話は変わりますが、バイク関連であるニュースを見ました。ベトナムでは法廷の内部をぼかしもモザイクも入れずに報道されます。その裁判はバイク部品輸入業者の脱税事件でした。数人まとめての審理が行われていました。被告人は緑と白の縦じまのストライプのパジャマのような服を着せられていて一目で分かるようになっています。入院患者かと見紛うようないでたちです。これを見るたびにドリフのコントを思い出すのは私だけではないはずです。

 事件の内容です。シャーシや各種部品諸々で210億ドン(約1億5千万円)の脱税を摘発されました。それが課税額なのか課税対象額なのか聞き取れませんでしたが、驚いたのはその金額にではありませんでした。
 「金額が多いから死刑じゃない」
 たまたまいっしょに見ていたベトナム人に意見を聞いてみると、事も無げにそう私に言いました。確かにベトナムの量刑は重いです。以前にも脱税や横領で死刑判決を受け執行されたというニュースを何度となく見たことがあります。しかし、そんなんで死刑になっちゃうのでしょうか。日本だったら、初犯で金額が少なければ執行猶予、悪質で金額が多くても罰金と2、3年程度服役すれば許されると考えるのが一般的ではないかと思います。私個人としては、もっと量刑を重くするべきだと思いますが。
 ある別のベトナム人は私にこう言いました。
 「経済犯は直接人を殺してはいないけど、ベトナム人の富を奪い間接的に殺している。だから死刑にすべきだ」
 ベトナムの法律について意見する気などは全くありません。それはベトナム人が決めればいいことですから。でも、政府関係者でもなく一市民であるベトナム人の中にもそうした考え方の人がいるとは驚きでした。でも、私も大いに賛成です。脱税、横領にせよ会社への背任にせよ日本は甘すぎるでしょう。少なくともアメリカのように関係者一族の財産を全て没収するぐらいのことはしてもらいたいですね。

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