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2004年06月18日
ベトナムは「監視リスト」に [ ニュース'2004 ]
アメリカ人は人身売買の年次報告なるものを発表して、日本はめでたく第2分類を受賞しました。ベトナムも同じ第2分類でした。
このリストは国務省が人身売買状況を調査をして改善を求めるために作成されているのが大義名分ですが、実際は制裁行為をちらつかせて外交カードとして使う政治的なものなのでしょう。その証拠に、人権侵害と言えばアメリカの専売特許であるのは明らかですが、当のアメリカは調査対象から除かれています。しかも、乳児や幼児の売買で有名な中国よりも日本の方が悪い評価を受けているところが笑えます。どう考えても中国政府の反発を考慮しています。
確かに強制的な人身売買の問題には適切な対処が必要ですが、アメリカに言われるとあまり説得力がありません。はっきり言って大きなお世話です。いろんなところでお節介で暇なアメリカ人の運動家も外国のことに口出ししていますが、まず自分の国をよく見た方がいいと誰か助言してあげてください。
そうはいっても、こんなあほらしいリストにも反応してしまう日本政府を見ると一抹の寂しさを感じます。
人身売買を放置する日本
アメリカ大使館
深刻な人身売買の実態 外国人女性を借金で縛り奴隷状態に[日刊ベリタ:ベトナム]
【元記事】
【読売新聞6月14日】米国務省は14日、人身売買に関する年次報告を発表、女性や子供を性産業に従事させるために強制的に売買したり、渡航させたりするなどの行為があると指摘された131か国の現状を4段階に分類し、日本を「政府が最低限の基準を満たす適切な措置を取っておらず、深刻な数の被害が報告されている国」として、2番目に悪い評価の「第2分類監視リスト」に掲載した。
報告では、日本が「ヤクザ」などの犯罪組織によって、「アジア、南米、東欧の女性や子供を強制労働や性産業に従事させるための目的地」となっていると指摘、政府は十分な対応能力を備えているにもかかわらず、適切な処置を怠ってきたと厳しく指弾している。具体的には、問題に対応するための立法や被害者の救済機関の不足、娯楽産業従事者に対する査証の不適切な発給などが問題だとした。
ジョン・ミラー国務省人身売買特別顧問は同日の記者会見で、「日本政府の対応はこの1、2か月、(小泉)首相の指示で大きな前進が見られる」としながらも、「こうした問題で有罪になっても罰は軽く、問題防止のための教育も見るべきところがない」と述べ、一層の取り組みが必要だとの見方を示した。
人身売買に関する年次報告は今年で4回目。各国の米国大使館や民間活動団体(NGO)などを通じ、年間100件以上の被害報告があった国を対象に調査・評価が行われる。資料が入手できない国は対象外であるため、すべての国が網羅されているわけではない。
昨年までは各国政府の対応について、米議会の定めた「最低基準」を満たしている「第1分類」、対応が不十分な「第2分類」、問題への対応をしていない「第3分類」に分け、第3分類国には、経済援助停止などの制裁措置が発動されるとしていた。日本は昨年まで「第2分類」だったが、今年から「第2分類」がさらに二分化されたことを受け、被害報告が多く、政府の対応が極めて不適切で、第3分類に近い状況と見なされた42か国が「監視リスト」国となった。
主要8か国(G8)の中では、ロシアと日本が監視リスト国に指定され、調査対象外の米国を除く他のG85か国はいずれも第1分類。最も悪い第3分類には北朝鮮、ミャンマーなど10か国が挙げられた。
国務省の人身売買に関する年次報告で、「第2分類監視リスト」と「第3分類」に指定された国は以下の通り。
▽第2分類監視リスト
アゼルバイジャン、ベリーズ、ボリビア、コンゴ民主共和国、コートジボワール、クロアチア、キプロス、ドミニカ共和国、エストニア、エチオピア、ガボン、グルジア、ギリシャ、グアテマラ、ホンジュラス、インド、ジャマイカ、日本、カザフスタン、ケニア、ラオス、マダガスカル、マラウイ、モーリタニア、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、パラグアイ、ペルー、フィリピン、カタール、ロシア、セネガル、セルビア・モンテネグロ、スリナム、タジキスタン、タンザニア、タイ、トルコ、ベトナム、ザンビア、ジンバブエ
▽第3分類 バングラデシュ、ミャンマー、キューバ、エクアドル、赤道ギニア、ガイアナ、北朝鮮、シエラレオネ、スーダン、ベネズエラ
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韓国ドラマブーム [ サイゴン日記'2004 ]
ベトナムへの韓国企業の進出には目を見張るものがあります。それに伴う韓国政府の国策の一環としてか交流事業などにもかなりの額をつぎ込んでいるみたいです。文化交流などとはいっても一国が税金を使って行うものは、結局のところ文化支配とそれに繋がる経済支配を見込んでのことであることは言うまでもなく、個人的な意見としても血税を使う場合はそうあるべきものだと思います。これまでのところ韓国の文化侵略政策は功を奏しているように見えます。
先日も韓国の人気俳優ソジスップ氏が来越し何かのプロモーションとともに大学の韓国学科などを訪問している姿がテレビで報じられていました。
最近は日本でも韓国映画や韓国ドラマブームが巻き起こっていますが、その点に関してはベトナムの方が一歩先をいっています。ベトナム人が自分たちで満足のいくものを制作できないことが一番の理由でしょうが、数年前は香港、台湾のドラマが隆盛で、毎日必ずどこかのチャンネルでは何がしかの海外のドラマが放映されています。それがいまや人気のトップを不動のものにしているのが韓国ドラマであります。その数は、韓国ドラマが放送されない日はないというほどです。
一方、わが国の邦画や日本のドラマは寂しい限りで、ほとんど目にすることがありません。たまに日本大使館の後押しで放送されたりすることもありますが、土曜の朝だったりと不遇な時間帯に押しやられているところからも日本のドラマの不人気ぶりが分かります。韓国ドラマが昼休み時やゴールデンタイム、プライムタイムに放送されることは言うまでもありません。現在ベトナムではNHKの朝ドラ「こころ」が放送されていますが、ほとんど見ているという話を聞きません。一昔前に「おしん」や「スチュワーデス物語」が一大ブームを巻き起こしたということがありましたが、当時の日本製作品の勢いは見る影もありません。
もちろん、ドラえもんは別格ですが。最近はコナンも人気みたいです。
ベトナム人に話を聞くと、韓国のドラマは出演者が綺麗で服装や化粧を参考にしたいので見るといった意見をよく聞きます。確かに韓国のドラマの出演者はかなり不自然ですが、外国の豊かな生活に憧れを抱くベトナム人はそういう視点で見ているのかもしれません。また、ベトナム人にさえ先が読めると言われるほどの、分かりやすいこてこてのストーリーもうけています。
しかし、ドラマの人気ぶりに比べて実際の韓国人はこの国で相当嫌われています。多少豊かになり小銭を持ったとたんに貧しいベトナムに来て横柄に振舞う態度が癪に障るのでしょう。その姿はかつてのタイ、インドネシア、フィリピンで見られた日本人と同じようなものではないでしょうか。とにかく、韓国人は従業員をよく殴るという話を耳にします。新聞などでも時折それらの事件を目にすることがあります。
先日も同様の事件が報じられていました。それによると、韓国のアパレル工場で働く清掃員の少女が誤って商品に水をはねかしてしまったところを、偶然視察に訪れていた韓国人に目撃されてしまいました。少女は床にひざまづき許しを請いましたが、その韓国人は許さずに土下座をする少女を殴り飛ばしたそうです。少女は意識を失い救急に担ぎ込まれて事件が発覚し、その韓国人はめでたく逮捕されました。
たしかにベトナム人の働きぶりを見ていると、殴りたくなる気持ちもわからなくもありませんが、他人の国にやってきて低賃金で労働力を搾取した上に利益を吸い上げようとしているのですから、多少は金をくれてやる気持ちも必要ではないでしょうか。
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