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ベトナムパンに味の素疑惑

 ミニホテルが密集する地域に面したファン・グ・ラオ通りにもベトナム風フランスパンを売る店がある。ファン・グ・ラオに行ったことがあるならきっと見覚えがあるはずのこのおばさんも、ほぼ毎日屋台を出している。 ガイドブックなどでは、「ベトナム野菜がたっぷりと詰まったフランスパンにヌックマムと唐辛子の味付けが絶妙」などと評した記事をよく見かけるが、私の経験では大方の屋台で我が国の味の素が使用されている。ベトナムでもここ数年、味の素が勢力を伸ばしつつあり、その勢いは本田に迫る勢いである。この国では周知のとおりHONDAが二輪車の代名詞のごとく日常的に使われているように、味の素の知名度も「神風」、「腹切り」に迫る勢いなのである。結局それでうまいのだから何の問題も無いわけだが、一応お耳に入れておいた方がよろしいかと。

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ベトナム風フランスパンのサンドイッチ。(1本2000~5000ドン。トッピングによる。)

【追記 2004/10/10】
 本当はただ空き箱を使ってるだけだと思います。大して旨くないですが学生時分はよくお世話になりました。ファングラオからデタムに中心が移った頃からおばさんを見かけなくなりましたが今もどこかで元気にやってるでしょうか。ふとした瞬間に安っぽい油ギトギトのマーガリンと怪しい野菜の漬物風味がたまに食べたくなることもあります。

(この記事は1998年3月に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)

2004年10月10日 21:52 (旧暦 二〇〇四年八月二十七日 仏滅

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