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サイゴンに暮らす我が家の家計簿。2004年度版。
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ベトナム生活情報 |
住まい
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月3000ドル以上のサービスアパートメント、ヴィラと呼ばれる豪邸などは、まず個人で探すことはないと思う。そんなところに借りるなら所属機関が全部やってくれるはず。自分の金で探す場合は1000ドルも出せば十分満足いくと思う。住居手当もないのに月3000ドルも払ってられるか、と個人的には思う。外国人向けの借家が集まる場所や中心部は当然家賃が高く、郊外に行けば危険度も増す分価格も激安になる。
ちなみにレタントン通りのスカイガーデン周辺では最低400ドル程度から1000ドル台まで。2005年1月現在の私の住まいは、4階建て(2LDK+洗濯場兼屋上/ユニットバスx3、ガスレンジ、冷蔵庫、TV、エアコンx2、洗濯機、扇風機x5、CATV契約、その他家具多数)約100m2で月450ドル。近所の部屋貸し(いわゆるRoom For Rent)は300ドル程度。一般的に部屋貸しは割高だと思う。レタントンの同地区の路地内は外国人が多く私設の警備員を雇っていて安全である反面、借家の価格帯は中心部でも最高の部類。
少し離れれば1区でも200ドル程度で一軒家を借りることも可能。ただし現地人向けの場合は、家具、電化製品などの設備が一切揃っていないのが普通。もっと離れれば、100万ドンの家もそれ以下のものも当然あるけど中はそれなり。
ベトナムは住居が高いといわれるが、中心部であっても月1000ドル出す気があれば、がっかりするような物件はそうないと思う。
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| インターネット |
プロバイダー契約、プリペイドカード方式、契約なしのダイヤルQ2型の従量課金などがある。中でもプリペイドカードが主流。ADSLもわずかながら出始めているものの、依然としてダイヤルアップが一般的。借家の場合は、最初からADSL契約が入っていない場合、長期賃貸契約でもしないかぎりわざわざ初期費用払ってまで加入するのは馬鹿らしいので、借家での利用はダイヤルアップで耐えるしかなさそう。
かつての日本のテレホタイムのような超混雑時間帯というものはないけど、ISPによっては慢性的に接続不良。プリペイドサービスは顧客獲得のために様々なキャンペーンを繰り広げ、中には1枚買うとさらに2枚サービスとか期間限定利用時間4倍とかやっている。各社の通信環境は刻々と変化しているようなので、逐一状況を把握することが重要。といっても日本のような接続状況の情報開示など皆無なので、口コミしかない。
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| 電話 |
市内通話最初の200分は120ドン/分、続く800分は80ドン/分、以降40ドン/分。市外通話、国際電話共にいわゆる新電電の事業開始により下落傾向。ベトナムの通信料金の高さはかねてから指摘されてきたけど急速に解消されているよう。国際通話にはパソコンによるIP電話などもあり、E社のプリペイドカードは実売約6万ドンで日本まで83分通話可能(ネット接続料除く)。
日本ではあまり馴染みのない市外通話のためのプリペイドカードなども販売されている。新電電なども価格競争を繰り広げているので、価格的なメリットはネットカードほどはない。まぁ、短期滞在者はテレフォンカードを使って公衆電話を利用することになると思うけど。
その他、ベトナムでは路上で電話サービスを提供しているのを良く見かけるが、実は民家の電話回線を引っ張ってきて勝手にボッタクリ料金を取ってるだけなので、公衆電話か郵便局を探した方がいい。ベトナムに固定電話が普及し始めたのはごく最近のことなので、電話といえば郵便局でかけるものという意識が定着している。でも、いちいち番号を書いて、局員に渡して、というのが面倒なのでテレカを買った方が手っ取り早い。しかしその公衆電話も採算が取れてないので、数がなかなか増えない。ベトナムでは、一に自慢のためとはいえ携帯電話の普及率の上昇が目覚しく、このままの勢いで成長すれば街中の電話ボックスも近いうちに消え去るかもしれない。
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| 携帯電話 |
まれに固定電話がない家でも携帯を持っていたりする。そんなところは日本の事情よりも先行してそう。事情はきっと違うと思うけど。ネット同様に契約サービスよりプリペイド方式が主流。しかし、基本料金、通話料の値下げ競争のために、最近は契約方式に切り替える利用者も多いらしい。
端末はバカ高。自慢のために持ち歩く人間が多く利用料が望めないからか、報奨金など出している接続業者はなさそう。新規参入企業は長期契約を条件に最安値の端末をただ同然で配っていることもあるが、そもそも携帯は自慢のためなのであまり見向きもされない。そのかわり、中古市場が賑わい差額を払ってステップアップができる。
2005年1月現在SONY ERICSSONのT105が新品88万ドン程度、中古ならベトナムで最も人気の高いNOKIA社製のものでも50万ドン以下でもある。1,2年程度の短期滞在なら、安い端末を買ってプリペイドカードがごく普通のやりかた。
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| 郵便 |
郵便事情は後進国の中ではかなりいいほうだと思う。ベトナムから日本へはここ10年で数百通送ったが郵便事故はまだ一度もない。ただし、ベトナム向けや国内郵便は話は別。EMSなどの書留にはまず手をつけられることはないけど、普通郵便に金目のものが入っていたらまず届かない、と思った方がいい。こちらは何度も紛失経験あり。局内で盗られたのか配達員が盗んだのかは不明。
ベトナムでは、その都度局員の判断によって小包の受け取りは郵便局や税関まで取りに出向く。国際郵便の場合は通関手数料(2004年で7000ドンくらい)とともに関税が課せられることもある。無税で軽量の場合は自宅まで届けてくれることもある。
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| 電気 |
220ボルト。50ヘルツ 。プラグの形状は日本と同じAと先が丸いCがほとんどで、SEはまず見かけない。SEも基本的にはCと同じだろうから、上のところは楊枝でも差しとけばOKか。コンセントは普通AとC併用のものになってるから、電源が220Vに対応していれば特に変換プラグなどは必要ない。
ノートパソコン、デジカメのバッテリー、デジカム、シェーバーなど、アダプターが海外使用ならそのまま持ってきて大丈夫。100Vや110Vへの変圧器もスーパーに行けば10万ドンくらいで買えるけど、短期旅行で買うのはちょっと無駄かも。重いし。まともなホテルなら変圧器貸してくれるかも。

ある日本人が日本から持ってきたCDウォークマンのアダプターをそのまま差したら、煙が上がってた。嘘のようでほんとの話。
電気料金
生活用途と経営用途で算定方法が異なる。生活用途で使用する場合は、一定額までは安くなり、自宅で公私両用の場合は一律30%が生活用料金、70%が経営用料金として算定される。経営用の料金は生活用よりも高めに設定され、生活用の場合は使用量によって段階的に価格が上がるものの、毎月一定額までは経営用よりも安く設定されている。借家の場合は、大家が同じ敷地内の別棟に住んでいたり、電気料金の支払契約を一本化していたりと様々なので、計算方法は大家との契約による(家にメーターがあっても、それが電力会社への支払い用のものとは限らない。入居者の使用量確認のために追加で設置されている場合もある)。
ベトナムのインフラ関連企業は高収入で有名。原油価格の上昇だなんだとなにかと理由をつけては電気料金を値上げしているが、社員の給料は法外とも言えるほど。庶民の生活を苦しめれば苦しめるほど、社員の懐は潤う。
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| 水道 |
他の光熱費と同様に価格は上昇傾向。地区によって違いがあるが、月毎に一人当たりの使用量が設定されていて、それを超えると料金が跳ね上がる。レタントン通りがある地区では、月一人8m3まで2700ドン/m3で、それ以降8000ドン/m3。さらに街路樹に水をやるためだとかなんとか称して、有無を言わさず1万ドンほど上乗せされる。納得いかないのは、使用量が多いとみずやり用の価格も増えること。インフラ企業は、生活のライフラインであることをいいことに給与を競い合っているとしか思えない。
中心部ではそれほど断水などの心配はないが、少し離れると昼は水の出が悪くなったり、まったく水が出ないというところも多い。その場合は夜中に溜めておいて使うことになる。また、ベトナムは土地が狭く上に伸びた住宅が多いので、ポンプで屋上のタンクに汲み上げて使うことになる。ポンプ代をケチって設置していなかったり、ぼろいものを使っている借家では極端に水圧が低くなるので注意。
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| ガス |
都市ガスなんてあるの?
ある程度の規模のサービスアパートメントなんかはどうだか知らないけど、普通はプロパンガス。金持ちも貧乏人もみんなプロパンガス。日本で一昔前に見たような背丈ほどもあるものではなくて、膝丈ぐらいのものが一般的。我が家では約一ヶ月で使い切る。会社や地域によって大きさや価格は多少の違いがあるものの、最近の原油価格の上昇の煽りを受けてか、プロパンガス価格も急速に上昇中。我が家で使用中のものは1年半前には10万ドン代だったのに、いま13万ドン(2005年1月現在)。切れたら電話をすればすぐに持ってきてくれる。もちろんバイクで。走行中は絶対に近寄りたくない。
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| 交通 |
サイゴンではここ5年くらいで路線バスがものすごく増えた。でも時間通り来ないのは当たり前。ラッシュ時の渋滞はひどい。しかし、地下鉄なんて近代的なものがまだないベトナムでは、社用車がない場合は当然タクシーかバイクかバス。タクシー代ケチりたければやっぱりバイク。バスは安いけど、ベトナムで暮らすならやっぱりバイクがなくてはとてもやってられない。
バスは乗らないのでよく分からないけど、市内と郊外ぐらいならどこでも3千ドンくらい。以下のバイク価格は参考程度に。上はHONDA社製の7、8千ドルの高級バイクから、下は中国製の5、6百ドルのものまで。本田が国内生産している110cc(たぶん)のあるカブは1000ドル以下。街中で見かけるスクーター型、YAMAHA、SUZUKI、HONDAのカブはたいてい1500ドルから2000ぐらい。
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| 両替 |
闇両替もあるけどたいしてレートに差がないので、信用の置けるところでした方が安全。ベトナムの外為法がどうなってるのか知らないけど、銀行、旅行会社、ホテル、店先などどこでも可。一般的にホテルのレートは悪いと言われるが、ホテルのレートは頻繁に更新されないので、為替が急激に動いたときは他より有利になることもある。
ベトナムでは自国貨幣と同様に米ドルが流通しているので、かなり田舎に行ってもほとんどレート差がなく両替できる。日本円は地方に行くほどレートが悪くなり、また取り扱ってもらえなくなることもあるが、都市部では問題ない。 |
| 病気 |
ガイドブックに書かれているほど医療事情はひどくない。悪いのは技術ではなく人。現地人向け医療機関の対応は最悪、場合によっては袖の下を渡さないとまともに扱ってくれない。重病の場合はもちろん、普段から外国人向けの医療機関(サイゴンなら多数ある)に行く方が無難。でも、保険に入ってないと医療費がとても払いきれないので、短期の場合は入っておくべし。カード付帯保険で十分。数年前連れて行った日本人は食あたりで約100ドル(付帯保険で後日保険金が出たらしい)。個人的に長期滞在の場合は現地の医療機関で覚悟か。 |